ショパン、引きちぎられた魂

 

F... 熱情的な愛

 

プロダクション・ディレクター Visiteurs du soir
コンセプト、演出 ジャン=ミシェル・ヴェルネージュ

目を閉じて
......聞いて下さい!

Chopin Collard-PPDA JP`

 

昔からの友人であるジャン=フィリップ・コラールとパトリック・ポワーヴル=ダルヴォール(ニュース・プレゼンター、文芸評論家、作家)は、フレデリック・ショパン(1810〜1849)の生誕200年を記念して、ともに舞台にのぼった。言葉に限りなく近い音楽への情熱を分かち合いながら、言葉と音をむすび、つなぎ、解放させる。それはまるで愛の戯れを反映させているようでもある。

ルネサンスから現代までの詩を集めた自著の詩選集のなかで、パトリック・ポワーヴル=ダルヴォールは、口では表現できない愛情を表した詩を選んでいる。ジャン=フィリップ・コラールとのコンサートでは、これらのテキストでも最も深く、最も私的なものをみずから朗読し、ショパンのピアノ曲とつきあわせている。ハイネによると、ショパンの音楽の真髄は、「詩にあふれた魔法の国」なのだ。

 

ロンサールからアポリネールまで、ヴェルレーヌからエリュアールまで、パトリック・ポワーヴル=ダルヴォールは、歴史的な叙述はさておいて、感情に従って読み上げる。そこに残るのは、時代を超えた思考であり、そこで思い出されるのは熱につかれたような激情であり、そこで語られるのは夢や破局なのだ。
一夜を構成する10場のなかで、ジャン=フィリップ・コラールは、ワルツ、前奏曲、夜想曲、ソナタなどの、傑作を次々と絡み合わせる。ヴラディミール・ジャンケレヴィッチが言うように「静かなうちに相殺させる」ショパンの音楽が、私たちを「詩的な酩酊状態」に維持し続けるような、未曾有の対話を紡ぎだすのである。

 

Agence de communication Peach